デジカメ・ギャラリー
Davao 訪問記(1)

03/02/13〜16  CP-800(Epson)

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 2003年2月、フィリピンのダバオ市を訪問する機会があった。
ダバオと云うのは、ミンダナオ島にあって、当時はゲリラ関連のニュース等を聞く事が多く、なんだか物騒な感じがしないでもなかったが、ダバオ市内に限って云えば、比較的安全、と云う話だった。
 以下は、その際に撮った写真の一部だ。

 日本からダバオまでの直行便は無かったので、まずマニラまで行って、国内線に乗り換える事になる。
 これはそのマニラ空港(ベニグノ・アキノ空港)の国内線の出発ロビー、空港はかなり新しいと思われ、大変綺麗だった。箒を持った係員がしょっちゅう回って来て、ちょっとでもごみや埃が有ると、綺麗に掃除しているので、本当に塵一つ落ちていなかった。
 空港でチップを要求される事はほとんど無かったが、トイレに行くと必ず男が一人居て、手を洗おうとすると、洗剤や水を出してくれたり、洗い終わると、さっと手拭の紙を取ってくれたりする。 明らかにチップ目当てなのだが、何も上げなくても文句は言う様な事はなかった、これは女性の方も同じらしかった。
 ダバオに着く、30分程前に、綺麗な夕日を見る事が出来た。 窓越しなので、あまりうまくは撮れなかったが、すばらしい夕日だった。
 ホテルの部屋のベランダから見た、早朝の庭。 向こうは海で、写真では見えにくいが、すぐ先に Samal 島が有る。
 ホテルの庭では、この日はバレンタインデーのお祭りなのか、遅くまで騒いでいた。
 これもベランダから見た、ホテルの庭。 椰子の木は下から1.5メーターくらい、白く塗られている。虫除けかなにかだと思ったが、尋ねるのを忘れた。
 これもホテルの庭。 空の色から判断すると、日が落ちて間も無い頃だったと思われる。
 ホテルの部屋のベランダ、こう云うテーブルが有って、椅子が4脚置かれていた。 室内は禁煙なので、タバコはここで吸えと云う事なのだろう。 レストラン、その他、禁煙はかなり徹底している様だった。
 廊下の横、と云っても、戸外になるのだが、奇妙な植物を見つけた。 この巨大な海草みたいなのは、寄生植物の様で、太い木の幹に、貼りついている。 別の場所でも、似た様なのを見かけた。
 ホテルの廊下から、外を見たところ。 左上のプランターの上に見えるのは、竹の筒を数本ぶら下げたもので、風が吹くと、カラカラと音を出すヤツだ、日本にも似た様なのが有る。
 庭の中程に、鳥小屋が有って、オームが数羽飼われている。 この赤いのと、真っ白のが居て、並んだところを撮ろうと思ったのだが、中々並んでくれなかった。
 なんと云う植物なのか、分からないが、人の形に仕立てられている。 針金がこう云う形に組まれていて、それをつたって育つ様にしてある。 
  これはまだそれほど成長していない様だが多分、前にあったのと同じ種類の寄生植物だと思われる。 
 ホテルの従業員が、この椰子の木にするするっと上って行っては、てっぺんの辺りでなにやら取っていた。 多分、余計な芽を摘んでいるのではないかと思ったが、その木の登り方は、下手な猿も顔負け、と云う感じで、カメラを向けるとポーズをとってくれたりしたのだが、逆光線だったりして、うまく写真が撮れなかった。
 ホテルのロビー。 カウンターの向こうはすぐ外だ。 外と云っても、ホテルの構内だから、安全なのだが、とにかく吹きさらしなので、虫も鳥も自由に入ってくる。 夜になれば、灯りの周りにはヤモリが集まっていたりもする。エアコンももちろん無いが、風通しが良いので、暑いと云う事は無かった。
 ベランダの上には、綺麗な花がずっと植えられている。 向こうに屋根が見えるのが、朝食をとった Cafe Uno というレストランである。
 部屋に掛かっていた額。 なにか古い遺跡かなにかを再現したものだろうか。
   これも、ホテルの庭で見かけた、竹の花(?)。

 葉の形は我々が日本でよく見る竹とはちょっと違うが、茎の方は明らかに竹の様に見える。

 残念ながら竹の花はまだ見たことが無いのだが、この赤く見えるのは、よく見ると、花と云うよりは実の様である。

 篠笛にする様な、メダケの類は、見かける事が無かった。
 ミニチュア、と云っても、1メーター以上有るのだが、多分伝統的な舟なのだろう。 この両側にスタビライザーが付いるのは、南方の舟の特徴だろう。
 多少色合いは違うが、我が家の庭にも有る、ランタナ。
 広い庭の真中くらいに、プールが有る。 子供の背が立つくらいだから、本格的に泳ぐ、と云うのは無理かも知れないが、結構賑わっていた。 目の前に海が有るのにプールと云うのも妙なものだが、この辺りは砂浜ではなくて、水泳には適さないのだそうだ。
 色んな花が植えられている。 これなんかも、日本ででも見られそうな花だが、名前が思い出せない。
 一見したところ、ハンモックでも掛かっているのかと思うが、実は機織機の様である。 多分、伝統的な織物なのだろう、実演販売、と云うところか。 上からぶら下がっているのは、製品の様だ。
 滞在3日目、Eden と云う、いかにもキリスト教の国らしい名前が付いているが、山の上のリゾートに連れていってもらった。 海抜1000メーターくらいのところらしい。この辺りまで来ると、日本でも見なれている様な木が、多く見られた。
 写真は今回色々とお世話になった御一家。 右端は、運転手。
 Eden の構内だが、こう云う孔雀が何羽も放し飼いに成っていて、客のところに餌をもらいに来りする。 しばらく粘っていたら、やっと羽を広げてくれた。 真っ白の孔雀も居た。
 これによく似た花は、町田でもよく見かけるが、同じ種類なのかどうなのかは、定かではない。
 ミッキーマウス・ツリーとか云ったかな、これも同じ様なのが日本にも有る様だ。
 最終日、ホテルの庭からみた、日の出。 海をの向こうに横たわる Samal 島から日が昇る。
 ダバオの空港の待合室で見かけた、マリア様だろうか、花が供えてあるのを見ると、なんとなく仏壇の様な趣きが有って、おかしい。 左下にあるのは、募金箱か。 同じ様なのが二箇所に有ったが、これは何故かトイレの前。
 ダバオ空港。 まことにのんびりとした、ローカル空港で、この時、飛行機は、われわれが乗る事に成っていた、これ一機しか無かった。
 空港の待合室から、外を見たところ。 これだけ見ると、とても空港の前とは思えない。
 空港の待合室。 ここも窓ガラスは無くて、小鳥や虫が勝手に入って飛びまわっている。 もちろんエアコンも無いが、暑いと云う感じはしなかった。
 マニラに着く寸前。 左上に見えるのは、多分マニラの中心部なのだろう。
 これもマニラに着く直前。 見えているのは、空港に通ずる高速道路だろうか。
 マニラを離陸して間も無い頃。 結構険しい山も有る様だ。
 窓越しの写真なので、いまいち分からないかもしれない、海岸線が綺麗に見えていたのだが。
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